【捨てる】「いつか」一人暮らしを始めるためにやっておいてよかったこと

暮らし

一人暮らしの準備、実家にいる今すぐにでも始められることがあります。

いつか一人暮らしをしたい!

もうすぐ一人暮らしをする!

そんなとき、まず何から始めますか。

予算を立てる?地域を決める?物件探し?

それも重要ですが、私が「そのうち一人暮らしをするかもしれないなー」くらいの時期からやっておいてよかったことがあります。

ヤマブキ
ヤマブキ

それは「捨てること!」です。

引越し作業自体がめちゃくちゃ楽になりますし、新しいお部屋作りもゆったり行えます。

私が一人暮らしを始めた理由

私が一人暮らしを始めたのは数年前。

仕事はコツコツ続けていたけれど、30代に入り結婚の予定も転職の予定もない頃でした(結婚の予定は今もありませんが・・・)。

もういい大人だし、さすがに一回自立してみようと思い一人暮らしをすることにしました。

新しいことや初めてのことに大きなストレスを抱くチキンハートな私にとって、一人暮らしを始めるのは大冒険です。

いろいろなことを調べたり、試したりしたのですが、「捨てる」ことは本当にやっておいてよかったです。

まずは本やブログで勉強

思い立ったら即行動!と言いたいところですが、まずは当時よく売れていた本や「ミニマリスト」「断捨離」などで検索したブログで勉強しました。

ブログは実際に物だらけのお部屋がどんどん綺麗になっていく様子をアップされているものや、ミニマリストを目指されている進捗状況などが写真と感想付きで見られます。

「みんなも頑張っている」という事実も背中を押してくれました。

そして本では「一応」正しいと思われる方法を学ぶのに役立ちます。

片付けや捨てる判断は十人十色、固定の「正解」はないと思いますが「王道」を知っておくことは自分の基準を考える上でとても良かったです。

参考にした「捨て」本

新 ガラクタ捨てれば自分が見える(小学館文庫)

カレン キングストン(著) 田村 朋子(翻訳)

・風水の要素が少し含まれるので、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、一番お気に入りの「捨て」本
・読んでいる途中で「捨てよう!」「片付けよう!」とやる気が湧いてきます。運気も上がりそう!

やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる、暮らし方・考え方(幻冬舎文庫)

わたなべぽん(著)

・イラストと漫画で読みやすい
・持っていて当たり前と思っているものも「これなくても大丈夫かも」と気づくきっかけをもらった

 

人生がときめく片付けの魔法2(サンマーク出版)

近藤 麻理恵(著)

・言わずと知れたベストセラー。1も借りて読みましたが、どちらか一冊読めば大丈夫な内容かも
・「ときめき」を判断基準に残す、捨てるを判断するのは直感的でわかりやすい
あとは雑誌の特集なども面白そうなものを、ちょくちょく読みました。

いざ実践!私が捨てたものと判断基準・コツ

私はまず「全く読まない漫画」から売り始めました。

当時はまだ紙の本で読んでいました。

場所もとっていたので、明らかにハマる時期を過ぎた漫画の処分は抵抗が少なく、空間が生まれる効果がわかりやすくてスッキリ感を味わうこともできました。

その次に収納に入っている物、空になった収納ケース、大物の家具、という順番です。

洋服や靴は季節の変わり目などに少しずつ取り組みました。

しっかり「捨て」を成功させるためには、捨てやすい物、それを捨てたことで生まれた空間がはっきり視覚で認識できる物から始めると次に進みやすいのではないでしょうか。

そして、私は捨て始めると抵抗がどんどんなくなっていたので、「絶対に無理はしない」ことも気をつけていました。

「捨てハイ」で判断しない方がいいです^-^

捨てた物

ベッドフレーム

ワンルームや1Kでベッドを置いたら狭くなる!と思って捨てることにしました。実家でも和室に布団を敷いて寝ることが多かったので、ベッドがなくても寝られることはわかっていました。

マットレス

ベッドフレームと同じ理由で処分。

たまに立てかけて風を通していたつもりでしたが、捨てる時に出てきた大量の埃に「こんな不潔なものを使っていたのか…」とちょっと落ち込みました。

学習机と椅子

実家でもほとんど使っていませんでした。そのうち処分するつもりだったので、引き出しにも物は少なかったです。

引き出しの中身もほとんど捨てたと思います。

自転車

通学に使っていた十数年ものの自転車。

学生時代は大事に乗っていたのですが、経年劣化と乗らなくなってからの手入れ不足で使えなさそうでした。

プラスチックの収納ケース

押入れで使っていた物。一人暮らしの部屋ではなるべくプラスチックケースは使わずに過ごしたかったので処分しました。

浴衣と帯

絞りの白地と、紺の浴衣に帯。

どちらも趣があって素敵な柄ですが、サイズが合わなくなっていました。次に浴衣を着るときには、今の年齢に相応しいものを買いたいので思い切りました。

中学生や高校の部活や文化祭で作ったTシャツ

なんとなく捨てずに持っていただけの物なので、すんなり捨てられました。

使っていなかった食器類

実家の食器類は母と相談しながら、必要なものだけに絞り込みました。

化粧品やサンプル

化粧品には使用期限があるそうです。ものによりますが最長でも1年くらいだということで、1年以上前に購入した物は全て処分。

サンプルもいつもらったものか覚えていなかったり、使おうと思って実際には使っていなかったものを思い切って捨てました。

本や漫画、テキスト類

漫画は古本屋に何回にも分けて売りに行きました。

ネットで買取依頼できるサービスも便利そうですね。

洋服と靴

着ていない服や履き心地の良くない靴、気に入っていてたくさん履いたけれど経年劣化が激しいサンダルなどを捨てました。

引っ越して一人暮らしを始めてから結局は捨てた物

たまに履いていた冬用ロングブーツ

暖かくて便利だったのですが、なぜか引っ越してから全く履かなくなりました。

祖母の手編みのカーディガン

これは私がまだほんの小さい頃に着ていたもの。

ボタンも可愛い猫のものをつけてくれていて、本当に大事にしていました。着られなくても30代までずっと保管し、今も時々写真を見て思い出します。

部活の記念タオル

名前入りで記念にいただいたもの。学生時代に一番頑張ったことが部活だったので大事にしていましたが、「タオルがなくても頑張りが消えるわけではないしな」と捨てる気になりました。

ものすごく気に入っていたドラえもんのTシャツ

サイズが小さすぎて着られないのに、可愛すぎて捨てられずにずっと持っていました。これも一人暮らしを始めてしばらくすると、なんとなく捨てる気持ちになりました。

捨てたことに後悔はしていませんが、ドラえもんがどこでもドアから顔を少しだけ出しているイラストの黄色いTシャツ。本当に可愛いんです。

迷ったけど今も持っている物

お気に入りのぬいぐるみ

年齢的にも「持っていていいものか?」と悩んだのですが、すごく思い入れがあるものなので、今もクローゼット内に飾っています。

学校の卒業アルバム

ミニマリストさんのブログを拝見していると、卒業アルバムを処分している方がたくさんいらっしゃいました。

見返すこともないし実用的なものでもないし、合理的に考えれば捨ててもいいと思うのですが、なんとなく今も保管しています。

 

ヤマブキ
ヤマブキ

「なんとなく」という自分の感覚は絶対に大事です!

捨てるのはいつでも出来ます。取り返せないような物は、自分の心が「すんなり落ち着く」ときに決めればいいだけです。

まとめ

一人暮らしを始める前に持ち物の見直しをしておいて本当に良かったです。

実家の部屋だけでも結構な物があることに気が付きましたし、使っていない食器類を洗い出すことで、一人暮らしの部屋でどんな食器が必要かも考えることができました。

一人暮らしを始めるときには「何を買うか」に重点を置きがちです。

でも「買う」前に「自分で考えて」「大量に捨てる」という経験をしておいたおかげで、「納得するまで買わない」「ないならないで大丈夫」という視点を得たことは大きな財産です。

「捨てる」ことを通じて、買い物の成功率を上げ、物に対する感覚・判断基準を研ぎ澄まし、より良い一人暮らしのスタートに近づくことができました。

あと、荷物が少なかったおかげで、自家用車だけで引越しできました。

引っ越しの見積もりとかをしなくてよかったので、すごい楽です。

今日もありがとうございました!ヤマブキ

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