「セミリタイア」に憧れています。
経済的自由を手に入れて、無理のない範囲で働く。
いろいろなことが重なり、精神的に追い詰められている今は特に惹きつけられます。
まあ元気な時でも、「ブランド物を身につけてステイタスにしたい」とか「いい車に乗っていい家に住んで、普通の家庭を築くことこそ幸せ」っていうタイプではありませんが…。
(余談ですが、本当のお金持ちはステイタスのためではなく、お金が余っているから「仕方なく」高い買い物をするらしいです。
想像もできないようなすごい世界!)
多分、人生に対する熱量みたいなものが足りていないんだと思います。
セミリタイアしたいのも「趣味を追求したい」とか「勉強時間を増やしたい」とかじゃなく、とにかく今が苦しいから負荷を減らしたい・楽になりたい一心。
経済的に自立するために必要なことを調べてみると、
・年間支出額の25倍の貯蓄=運用額が必要
・年利4パーセント以上で運用し、税金等支払い後のその範囲で生活する
が基本のようです。
出来る限り資産を長持ちさせるためには、運用資産の内訳にもいろいろと条件がありますが今回は割愛します。
年間支出額の25倍というのがポイントで、「年収の」ではないんですよね。
出来る限り節約して生活費を下げて、貯蓄を頑張る。
これに尽きそうです。
でも25年分の支出額を貯蓄すると考えると、私にとっては気の遠くなるような年月がかかります。
そこで「セミリタイア」という言葉に惹かれました。
「完全リタイア」ではなく「無理のない範囲で働く」なら、必要額が下がるので、現実味が増してきます。
取り崩す資産は最低限にして、可能な限りは労働で生活費を稼ぐなら、仕事で頭がおかしくなりそうなときには離れられる気がします。
今の私は仕事を辞めるわけにはいかず、経済的にもフルタイムで働き続けることが必要です。
休みの日でも、寝ても覚めても頭の中は仕事のことばっかりで気が休まらず本当にしんどい…そんなときにはセミリタイアブログを見て気を紛らわせたり、励みにしたりしています。
セミリタイアブログでは1000万円や2000万円でリタイアした方もいらっしゃいます。
ただこの方々、ご本人は「仕事ができない」とか「社会に適合できない」とか自称していらっしゃいますが、ブログを拝見する限りは
・頭が柔らかく変化に対応できる
・本当に低コストな生活でも幸せを自分で作ることができる
・常識に囚われない節約を実行できる
・個性が滲み出るような文章を書ける
・情報収集能力が高く、行動力もある
という私にはないものをたくさん持っていらっしゃいます。
だから若くして「セミリタイアする」というリスクをとっても、なんとかなると判断されたのかもしれません。
私はそんなリスクを取ることはできません。
「いつでも働ける・社会の仕組みに戻れる」ということと「仕事の精神的負荷を軽くする」ことの両立ができる方法を探したいと思います。
やっぱりもうちょっと頑張って働いて、そのあとは負荷の少ない仕事を短時間できるようにするしかないのでしょうか?
経済的にも精神的も楽に、自由になりたいです。
今日もありがとうございました!ヤマブキ